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ST250「西京日譜」

カスタムというより整備(維持)などの備忘録。

リアスプロケット変更(ハブダンパー同時交換)


❬追記 R3.9.27❭変更後の感想
この変更により、他のブログ等のとおり4速巡航は可能
(4速で70km/hまで引っ張れる!頑張ってる感はある)
5速で60km/hは余裕に。70~80km/hも割と余裕で。
80km/hではミラーがビビるのはこれまでと変わりないものの、少し大人しくなった感じ。

ーーーーー以下、本記事ーーーーー



リアのスプロケットの丁数を下げてみました。


標準:43丁→変更:41丁


この変更で各ギアでの最高速度が↑伸びる↑ことになります。
(各ギアでのパワーは↓低下↓)



(ちなみに、フロントは過去に変更済み。記事はこちら



STはもともと中低速域(パワー寄り)の設計のため、標準のギアでは変速が頻繁であったり、高速走行時はエンジンの一生懸命さが振動としてハンドル付近まで伝わりがち。

以前、フロントスプロケのみを変更して(標準:15丁→変更:16丁)少し楽になりましたが、バイパスを走ると、未だに5速の伸びが悪い感じ。

5速で70km/hまでは引っ張るけれど、エンジンの回転数も高く余裕が無い状態に。



今回、思い切ってリヤの方も交換することにしたものの、なんだか部品代が高い。スプロケットだけで1万円もするのか……。

そこで、中古を某オークションで、しかもハブごと交換できるものを探したところ3千円程度で見つかりました。物は「ボルティー、スプロケット、ハブ」で検索した中古品です。


↑表面


↑裏面


↑サイズ表記

しかし、そこはさすがに中古品、ベアリングが回らず全くダメ……。回転が渋い上に、サビのためかジャリジャリとわずかに異音までする始末。


↑表面 拡大


↑裏面 拡大

ネットのコメントを見ると、中古品なので当たり前だけどハズレが多いようす。


↑こんなボルティーだったもよう。

格安なので文句の言い様がありません。とにかく、少々の抵抗と異音はエンジンパワーで克服することにします。



久し振りの整備なので手順を大幅に間違えながらの作業。

まずは恒例の簡易ジャッキアップ。鋼整束を左右に使います。まずはスタンドの無いステップの位置に設置。次いでスタンド側に設置。スタンド側を締めて上げる。
(※危険なので真似しない。)




↑スタンドは念のため立てている。


↑固定

ハンドルを左いっぱいに切り、フロントのブレーキをかけて固定。


↑今回はずす、標準のスプロケット

標準:43

そして、死闘の末……


↑後輪はずす

なんとかここまで辿り着く。


↑苦労した理由

ブレーキ、ドラムそれぞれの固定を解くのを失念。

この2ヵ所を解決すると、リアのシャフトが割とすんなりと抜けた。


ここで、副題となるハブダンパーの交換。


↑元々の純正品

今回使用するのは某ネットショッピングで800円程度のニセモノ。


↑純正だと勘違い


↑比較

ハブダンパーの隙間が広がるというより、表面が磨り減っている……?

ハブダンパーは取り換えるだけ。



では、本題のスプロケットへ。


↑旧ボルティーのリヤハブ

この時に気付いた、よく見ると1枚プレートが固定されています。これは何だろう?

部品がボルティーと共用なので、問題なく取付け可能!

通常のやり方だと、そもそもスプロケットをハブから外すのが大変なんだとか。ネット情報に感謝。

そして、最後はチェーンの取付け。


↑目盛り

今回、チェーンは標準の108コマのまま。これでは写真の通り、通常の目盛りから約3つ分も後ろに下がってしまう。

この目盛りから勘案すると、少くとも1コマは減らした方がいいのではないかと思う。

ここは好みが別れる所かと。色々と考えるのが面倒なので、しばらくは108コマで運用してみることに。




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