ST250という名前 日記 2016年03月10日 1 今回は「ST250」という名前についての考察です。※スズキの公式見解が無いため、あくまで希望メインの憶測ですが考えてみました。では早速……『ST』って何の略?これを思った方は多いと思います。私も購入を決めてからずっと思っていました。しかし、ネットで検索をしても決定的な情報は出てきませんよね。スズキ・トラディショナル?私なり私の結論は「ST=スズキ テンプター」です。そしてボルティの後継であり、テンプターの弟分としての『ST250』……以下は理由です……まずはスズキの過去の車両の話です。スズキが過去1997年~2000年に製造していた車両に400cc『テンプター』というものがあります。このテンプターの役目は、それよりずいぶん前の1978から生産され当時オールドルックやヴィンテージ路線で絶大な人気を博していたヤマハ「SR400」に対しての対抗馬です。しかし、SRの登場から約20年も経過していたため、カスタムパーツの豊富さなど既に構築されていたSR市場に阻まれ、テンプターは売れずに終わります。実はこの車両の『テンプター(英:誘惑者)』という名称はサブネームで、メーカーの正式表記は『ST400』となっています。ここは単純にST400の場合は『スズキ・テンプター』の略だと考えられます。(ほぼ、これが結論にした理由……)ちなみにSRはヤマハの公表で『シングル・ロードスポーツ』の略という事が分かっています。次に1994年~2004年に製造されていた250cc『ボルティー』です。ボルティーは説明するまでもない名車で、2004年に退役するまではバイク便としても活躍。ST250はこのボルティーの(DRから続く)堅牢なエンジンを受け継ぎ、共通部品も多く使用しており、事実上の後継機種となります。(ちなみに、デザインを担当したのは車の方で有名な「童夢」)『ボルティー(馬:巻き乗りVOLT)』はサブネーム、正式表記は『TU250』で海外へはそのままTU250の名称での輸出です。続いてST250です。ボルティーと交代するかのように2003年からの登場で、モデルチェンジのような形で登場したST250。海外での輸出名はボルティーの『TU250』をそのまま踏襲ここで問題提起です。ボルティーの後継というのは周知の事実ですが、一新されたスタイリングはどこかテンプターに似てませんか?上:ST250下:ST400 テンプターバックショットから見て分かる通り、リア回りは似通っていますよね。『サイドバックを取り付けられない!』と、皆さんに酷評のリアウインカーの位置も、テンプターと同一です。(これはなぜかボルティーとは違う点)全体を見てみても、タンク形状こそ全く違うものの、ST250はテンプターの外観を踏襲していると言えるんじゃないでしょうか?つまり、構造や機能はボルティーを基にしているが、外観についてはかつてのテンプターのヴィンテージなスタイルを引き継ぎ、名称もテンプターの正式表記であったSTを採用した。(レトロが流行り出したため、ヨーロピアンスタイルに寄せた結果、たまたま似てしまったのかもしれませんが……)そういうわけで、私の結論はST250の『ST』は『スズキ・テンプター』の略ということになります。海外輸出のモデルが『TU250』なのは、せっかく海外で定着したボルティーのイメージを離れさせないよう、そのまま『TU』を使っているようです。一方、世間では『スズキ・トラディショナル』の略という見方もあるようですけど……▲「トラディショナルなスタイル」表記▲「トラディショナルスタイル」表記確かに、ボルティー(2003年のニュースリリース)にもST250(過去のカタログ)にもメーカーが『トラディショナルな云々……』という語句を使っています。そうなると、テンプターに対しても同様なはずですが。テンプターに対してメーカーが『トラディショナル』と使っている形跡はみつかりませんでした。ちなみに、トラディショナルとは?研究社 新英和中辞典 traditionaltra・di・tion・al /trədíʃ(ə)nəl/【形容詞】(more traditional; most traditional)1伝説の.2伝統の,因襲的な,古風な,伝来の.3〈ジャズが〉トラディショナルの 《1920 年ごろ New Orleans で演奏された様式にいう》.[TRADITION+‐AL]『スズキ・トラディショナル』でも全然いいんですが。私としてはやはり『スズキ・テンプター』が好みです。ボルティの後継であり、テンプターの弟分としての「ST250」スズキがSRに勝てなかった悔しさを忘れず、テンプターの名前を継承させて新たに250ccクラスに送り出した、という方がスズキらしい気がします。繰り返しになりますが、希望メインの憶測です(; ・`д・´)バイク(スズキ)ランキングへ PR
マフラーエンドの防錆 日記 2016年03月06日 0 今回は、マフラーエンドの防錆処理についてです。(R2.11.20追記※これを繰り返していたためか、ノーメンテでも赤錆が発生しになくくなりました。結局錆びますが。)使うものはこちら。▲武蔵ホルト サビチェンジャー近所のホームセンターで900円弱で購入です。サビチェンジャーの詳細につきましては割愛させて頂きますが、赤錆を化学変化によって黒錆にして、防錆性質にするという理屈のようです。ST250で私が一番気にしているのは、マフラーエンドです。ここが錆びていると、後ろから見た時に少し残念ですよね……?(; ・`д・´)▲サビチェンジャー塗布直後塗布して10分で乾くのですぐにでも塗装したいですが、変化の様子を見るため1週間放置しました。▲1週間後確かに少し黒くはなっていますが、このままではダメですね。塗装しました。▲塗装後たまたま手元にあった「ブラックシール」とかいう簡易黒染スプレーを使いました。本来は高温になる部分ですので黒の耐熱塗料スプレーがいいと思います。新品のように黒くなりました。しかし、マフラーは常に高温に晒されるので酸化してまた錆びてくるかな。サビチェンジャーの効果がどれくらい持続するか期待しながら観察します。バイクランキングへ
エアクリーナーメンテナンス 日記 2016年03月05日 0 今回はエアクリーナーの手入れです。通常は、3000kmに一回のペースで行うようです。3000kmならば私の場合はチェーンの手入れと同時に行うようになります。準備さえできていれば簡単な作業ですので問題は無いと思います。(R2.11.20追記 ※結局面倒なので3000kmごとのチェーン交換はやめました。安いチェーンなので使っては捨て、使っては捨てという形をとります。エアクリーナーについては気分次第となりました。)▲写真は純正品に付属する説明書(引用元不明)これによると、交換するものは「ポリウレタンホーム」です。そして浸透させる「オイル」が必要なことが分かります。オイルはスズキ純正のCCISか、SEA30相当とのこと。値段が安くて今後も使える方にしようと思います。一番近いホームセンターのナフコに行きました。CCISが600円しない価格で売られていましたが、同じく安い社外製の4ストオイルも置かれていましたので▲ヴァンダッシュ(東京) 4T4ストのエンジンオイルを購入。主な目的はウレタンホームに浸透させるためですが、洗い替えのチェーンを保管したり、STのエンジンオイルにも使えますので、2ストオイルのCCISは今回は却下です。▲ヴァンダッシュは600円弱で買えました。ついでに武蔵ホルトのサビチェンジャーも900円弱で購入です。 ▲左のサイドカバーを外す黒ではなく白(銀)のネジを外すと、ウレタンホームが取り出せます。▲純正のウレタンホーム▲黒:用意したウレタンホームこのウレタンホームはヤフオクで630円+メール便送料で入手しました(純正品は2000円ほど、NTB製でも1500円ほど)。ストア商品だったので安定的に入手はできると思いますが、作りはとても簡素です。タッパーに4ストオイルを注ぎ、ウレタンホームを浸して手でよく絞ります。使い捨てのポリ手袋は必須。(R2.11.20追記 ※他の方のブログで拝見しましたが、最近はスプレータイプのエアクリーナーオイルがあるようですね……その方が手も汚れないし簡単なのかな。今度やってみよう。)元に戻して終了外した純正品は、洗い替えのためにとっておきます。灯油洗浄になるのですが、方法はまだ考え中です。ビニル袋に灯油を入れて、中でもみ洗いをしようと考えています。そして乾燥させて保管……という流れでしょうか。(R2.11.20追記 ※灯油は何かと面倒なので、洗面台にて食器用洗剤でやってます。その方が簡単です。)バイクランキングへ
チェーン交換(DID→KMC) 日記 2016年03月04日 0 今回は新しいチェーンを装着します。▲カットしたチェーンのコマ古いチェーンをカットするとシールリングがついていました。純正のチェーンはノンシールのはずなので、レッドバロンか前オーナーがシールチェーンに交換していたということになります。「DID JAPAN」「520V」という刻印がありました。▲定価は1万円確かに、購入時(走行3000km)から今まで7000km走っていますが、ノーメンテの上チェーン調整は皆無でしたが…… ↑左:旧チェーンチェーン垂らしてみると一目瞭然ですが、シールリングの抵抗もあって自重でもまっすぐになりません。シールチェーンだと抵抗になって、燃費悪いのでは?▲ドリブンスプロケの磨耗状態……全く問題なし。 ▲ここのボルトはなんと「7mm」でした。6mmや8mmはよくありますが、7mmは用意しておらず焦りましたが、たまたまセットの中に入っていたボックスレンチで対処。▲ドライブスプロケの磨耗状態……全く問題なし。パーツクリーナーで溜まった汚れを綺麗にします。▲とりつけチェーンクリップ……は買うと高いですよね。ちょっとしか使わないのに。100均で買ってきた「エンドプライヤー」を代用しました。※これが意外と使える。 ▲クリップを装着する向きがあるようです。その後、チェーンの張りを調整最後にチェーンルブを塗布今後はエンジンオイルを使う予定バイクランキングへ
チェーンのカット 日記 2016年03月03日 0 今回は古いチェーンを取り外す行程です。使ったチェーンカッターはこちら。▲CBHJS製CBHJS……なんですかこれ(・・;)▲漢字の表記は「鴻巨弁工具」答えはチャイニーズでした。ヤフオクで680円くらい。持ち手のネジがしっかりと嵌まらない、クセのある製品でした。中国製、さすがです。▲下準備あらかじめカシメ部分(ピン)をヤスリで削りました。▲セットレンチを使って締め上げていくのですが、思ったより素直に外れない。色々考え、そのまま全力で締め上げていきます。▲チェーン切りのピンが曲がってしまいました。※曲がりましたが、そのまま使えた。▲原因を調査する。向かい側の穴がなぜか、無い(あるけど狭い)。▲こんな鋳造の破片が詰まってました。そもそも鋳造技術が未熟、もしくは後処理無しのずさんな生産で、ピンが抜けない状況になっていたんですね。さすが、アメリカに追い付け追い越せの中国製品です。(ゴミ同然)こんなゴミでも、慣れたので2回目以降はスムーズに作業できるようになりました。下準備も必要ないことが判明ここまできたら、次はチェーンを交換します。バイクランキングへ