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ST250「西京日譜」

カスタムというより整備(維持)などの備忘録。

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携帯用ポンプでの空気圧調整



今回はタイヤの空気圧調整の件です。



タイヤの空気圧は普段はどうしていますか。

①ガソリンスタンドでコンプレッサーを借りる。
②バイク屋で充填してもらう。
③自分で入れる。

①の場合、確かに自身もやっていました。ですが、ガソリンスタンドによっては機材の種類が違うし、何より面倒くさい……。

②の場合、オイル交換で持っていくレッドバロンで無料でチッ素を充填してくれますが、半年に一度なので適切な管理とはいえない……。

ということで、③を具体的に行うことにしましたが、わざわざ高値のバイクor車用品を買うのも煩わしい……手持ちで使えるものは無いか?と探したところ、家に余らせている良いものがありました。

それは、ロードバイクのエアポンプ(携帯用)です。

アメリカ(米式)バルブに対応しているので、もちろん使えます。後述しますが諸元的にも問題ありません。耐久性は丁寧に使えば長持ちするでしょう。


ということで、実際の作業です。




使用するものはこれだけで、とってもお手軽です。




商品名分かりませんが、パナレーサーの携帯ポンプです。
これはホームセンターで売られています。
最近、ロゴが変わっているようです。

諸元ですが、このポンプの最大圧力は800kPaです。
ST250の適正値は、フロントは175kPa、リヤは200kPaですから余裕でカバーしています。




あとはゲージです。これはエーモンのとても安いものです。


要領は簡単です。ポンプで目標の空気圧より高い量を入れて、ゲージで空気を抜きながら目標値まで調節するだけです。




携帯用ですから、ホースが短いです。
バルブが地面に来るように車両を動かします。

ポンプのストローク量が小さいですが、0から空気を入れるわけではないので、それほど問題とはなりません。




以上です。
バイクでなくても車でも同じことができます。



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ブレーキロッドの破損と製作

今回は、ブレーキロッド(ブレーキペダルとリヤブレーキを連結している棒状の部品)が壊れ、それを修理した件です。

※時間がなく、急いで対処したものなので、具体的な数値なんかはありません。根気と勢いです。



まずは、なぜブレーキロッドが壊れたかについて。



以前の記事で、後輪のドリブンスプロケットを交換した所からです。



この時に、どうやらドラムを固定するボルトの締め付けが緩く、脱落したようです。


その結果、ブレーキを踏んだ瞬間、ホイールに巻き込まれる形でブレーキロッドがねじ曲がりました。それどころか、ブレーキアームごとねじ曲がりました。









どれも極端に強い力が加わって変形



この時点で、交換が必要だと思われるのは二点です。①ブレーキロッド、②ブレーキドラムをそれぞれ別の物と取り替える。

これが、新品を求めとると随分な金額になるんですね……納得いきませんので、中古(いつものヤフオク)で検索

しかし、ST専用のものは出回ってない……どちらも、ボルティーのものを購入し、流用することにします。


取り急ぎ、状態が良さそうなものを見繕って購入し、無事に届きました。

届いた部品をSTに合わせてみる。

ブレーキドラムは、もちろん同じ部品なので取り替えるだけで済みます。

ところが、問題発生

ブレーキロッドの長さが足りない……。

考えてみれば、ボルティーの方がホイールベースが短かったような気がします。

買い直そうとも思いましたが、ヤフオクのブレーキロッドは安いものもありますが、大抵、なぜか折れ曲がったものが多い。

苦肉の策として、短い部分を継ぎ足すという荒業を行うことにしました。



ホームセンターで買い足したものは、

①ステンレスのネジ棒(名称忘れました)
②ステンレスの6角ナット
③ステンレスの6角ロングナット
④ステンレスのスプリングワッシャ(ばね座金)
⑤7~8cm程度のバネ(①に入れば良い)
⑥金属(ステンレス)を切断可能なノコギリ
⑦割りピン(継ぎ足しに関係ないが使うので)

全てサイズはM6だったと思います。迷ったらブレーキロッドと比較すれば大丈夫です。

とりあえず、①を適当な長さにカット(意外と苦労)して、ボルティーのブレーキロッドに①~⑤を組み合わせてロング化しました。


↑壊れたものとの比較


↑拡大

緩み防止のために、ナットとロングナットの間にスプリングワッシャを噛ませています。

よくみると、長くなりすぎているのでこのままでは取り付けできません。しかし、後ろはアジャスタとブレーキアームがドッキングする部分なので削ることはできません。

そこで、ボルティーのブレーキロッドをさらに短くカットして調節しました。


↑矢印から矢印までをカット
(ほぼ、長ナットを固定する分しか残りません。)



ようやく、ネックだったブレーキロッドが完成したわけですが、取り付けには更にもう一苦労必要です。


↑強敵(割りピン)

そもそも、壊れたブレーキロッドを取り外す際に気付いていました。この割りピンが絶妙に外しにくい!つまり、取り付けも絶妙にやりにくいわけです。


↑狭い

なんとか割りピンを取り付けたりしながら、ようやく作業が終了


↑完成


↑後ろから

やはり、まだ少し長すぎたようです。

しかしながら我ながら上出来ではないかと。
無事に取り付けでき、ブレーキの機能が復活したことに満足。

その後、1000km以上走りましたが、ロングナット部が緩んだりなどはしていません。が、小まめに確認した方が何かと安心かと思います。




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日常の風景(朝の通勤)

特に書く内容が無いので、日常の風景を。




↑コンビニ前

最近、寒くなってきたので朝はいつものコンビニでホットコーヒーです。

最近のコンビニでは、ニューデイリーヤマザキが落ち着いて最高にリラックスできます。小さなパン屋みたいでもあるし、頑張って欲しいですね。

忙しめの通勤ラッシュ時に、バイクを眺めながら心を落ち着かせて飲むコーヒーは最高ですね(>_<)



通勤距離は片道約20kmです。
毎日がツーリング状態でそれなりに楽しめてます。

ギア比を変更して調節したため(過去記事参照)、概算ですが燃費は38km/Lくらいです。

通勤距離が伸びたせいか、オドメーターがどんどん増えて、気がつくと既に2万3千km。購入時から零が一桁増えました。




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リアスプロケット変更(ハブダンパー同時交換)


❬追記 R3.9.27❭変更後の感想
この変更により、他のブログ等のとおり4速巡航は可能
(4速で70km/hまで引っ張れる!頑張ってる感はある)
5速で60km/hは余裕に。70~80km/hも割と余裕で。
80km/hではミラーがビビるのはこれまでと変わりないものの、少し大人しくなった感じ。

ーーーーー以下、本記事ーーーーー



リアのスプロケットの丁数を下げてみました。


標準:43丁→変更:41丁


この変更で各ギアでの最高速度が↑伸びる↑ことになります。
(各ギアでのパワーは↓低下↓)



(ちなみに、フロントは過去に変更済み。記事はこちら



STはもともと中低速域(パワー寄り)の設計のため、標準のギアでは変速が頻繁であったり、高速走行時はエンジンの一生懸命さが振動としてハンドル付近まで伝わりがち。

以前、フロントスプロケのみを変更して(標準:15丁→変更:16丁)少し楽になりましたが、バイパスを走ると、未だに5速の伸びが悪い感じ。

5速で70km/hまでは引っ張るけれど、エンジンの回転数も高く余裕が無い状態に。



今回、思い切ってリヤの方も交換することにしたものの、なんだか部品代が高い。スプロケットだけで1万円もするのか……。

そこで、中古を某オークションで、しかもハブごと交換できるものを探したところ3千円程度で見つかりました。物は「ボルティー、スプロケット、ハブ」で検索した中古品です。


↑表面


↑裏面


↑サイズ表記

しかし、そこはさすがに中古品、ベアリングが回らず全くダメ……。回転が渋い上に、サビのためかジャリジャリとわずかに異音までする始末。


↑表面 拡大


↑裏面 拡大

ネットのコメントを見ると、中古品なので当たり前だけどハズレが多いようす。


↑こんなボルティーだったもよう。

格安なので文句の言い様がありません。とにかく、少々の抵抗と異音はエンジンパワーで克服することにします。



久し振りの整備なので手順を大幅に間違えながらの作業。

まずは恒例の簡易ジャッキアップ。鋼整束を左右に使います。まずはスタンドの無いステップの位置に設置。次いでスタンド側に設置。スタンド側を締めて上げる。
(※危険なので真似しない。)




↑スタンドは念のため立てている。


↑固定

ハンドルを左いっぱいに切り、フロントのブレーキをかけて固定。


↑今回はずす、標準のスプロケット

標準:43

そして、死闘の末……


↑後輪はずす

なんとかここまで辿り着く。


↑苦労した理由

ブレーキ、ドラムそれぞれの固定を解くのを失念。

この2ヵ所を解決すると、リアのシャフトが割とすんなりと抜けた。


ここで、副題となるハブダンパーの交換。


↑元々の純正品

今回使用するのは某ネットショッピングで800円程度のニセモノ。


↑純正だと勘違い


↑比較

ハブダンパーの隙間が広がるというより、表面が磨り減っている……?

ハブダンパーは取り換えるだけ。



では、本題のスプロケットへ。


↑旧ボルティーのリヤハブ

この時に気付いた、よく見ると1枚プレートが固定されています。これは何だろう?

部品がボルティーと共用なので、問題なく取付け可能!

通常のやり方だと、そもそもスプロケットをハブから外すのが大変なんだとか。ネット情報に感謝。

そして、最後はチェーンの取付け。


↑目盛り

今回、チェーンは標準の108コマのまま。これでは写真の通り、通常の目盛りから約3つ分も後ろに下がってしまう。

この目盛りから勘案すると、少くとも1コマは減らした方がいいのではないかと思う。

ここは好みが別れる所かと。色々と考えるのが面倒なので、しばらくは108コマで運用してみることに。




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バッテリー交換

仕事帰り。

突然、セルを押してもエンジンが掛からない。

朝までは普通に走っていたのに……

「突然」と言いましたが、実は1年前くらいからエンジンが掛からなくなることは起きていました。

頻繁ではなかったので、その都度、押し掛けをしてエンジンを起こしていました。
※ニュートラルで押して走り、飛び乗って2速に入れてクラッチをつなぐと、よく掛かりました。坂道でなくても、真っ直ぐな道であれば可能です。

ですが、今回は様子がおかしい。

いつもなら押し掛けすれば、すぐに安定した回転数に戻って走れるようになるのに、エンジンがどうも不安定。

エンジンだけでなく、ライトの光が瞬きして安定しない。ウインカーも光が弱い。

そして、すぐにエンジンストール。

何度か押し掛けでエンジンを起こし、エンストしないようにスロットルを空けて無理やりエンジン回転数を維持。

そこで、新たに気付いたのがメーター内のFIマーク。

ここがずっと点滅している。

スマホで調べると、バッテリーが上がり切っている場合の症状らしい。

エンジンのアイドリングがおかしいのは、バッテリー不足でFIのシステムが正確に起動できずに悪さをしていると推測。ライト、ウインカーが弱いのも道理。

ということで、自宅付近のナフコで代替品のバッテリーを購入し、すぐに取り替えました。


↑互換性のあるモデル

お値段は一万円近く。急な痛い出費ですが、たまたま在庫が一つだけあって助かりました。





今回は外したバッテリー、購入時にレッドバロンで取り付けられたもの。

なので、9年使っていたことになります。距離にして約1万8千㎞!
かなりの長寿を全うしていただきました。
ありがとう!

購入店であるナフコに、購入したレシートを見せることで無料で引き取ってもらえました。

めでたし、めでたし?




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